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呼応する群体彫刻 / Resonant Collective Sculpture

2009

身体、環境、作品が呼応する、一つの連続した場

個々の彫刻が自律した物理的存在でありながら、互いに呼応し、群体として一つの連続した場を形成する。


身体で押すこと、他者が動かすこと、風や雨という環境の作用、野外では野生動物のふるまい、そして同じ彫刻群の中の隣接する彫刻や、周辺の別の作品、これらすべてが呼応の契機となる。一つの彫刻に生じた光や音や動きは、その個体に閉じることなく、近くの彫刻へ、さらに周囲の作品や空間へと連鎖し、全体へ連続していく。


ここでは、人間だけが作品を動かすのではない。身体、他者、環境、作品が同一の生態系的な応答場に接続され、個々の彫刻は単体として完結するのではなく、関係の中で存在し続ける。


この構造は、彫刻を「自律した個としての物体」から、身体・他者・環境・他作品との関係の中で生成し続けるネットワーク的な存在へと拡張する試みである。人間と非人間がともに参与するこの生態系的な応答場において、彫刻の境界は、個々の物体の輪郭にはとどまらない。

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