呼応する群体彫刻 / Resonant Collective Sculpture
2009
身体、環境、作品が呼応する、一つの連続した場
個々の彫刻が自律した物理的存在でありながら、互いに呼応し、群体として一つの連続した場を形成する。
身体で押すこと、他者が動かすこと、風や雨という環境の作用、野外では野生動物のふるまい、そして同じ彫刻群の中の隣接する彫刻や、周辺の別の作品、これらすべてが呼応の契機となる。一つの彫刻に生じた光や音や動きは、その個体に閉じることなく、近くの彫刻へ、さらに周囲の作品や空間へと連鎖し、全体へ連続していく。
ここでは、人間だけが作品を動かすのではない。身体、他者、環境、作品が同一の生態系的な応答場に接続され、個々の彫刻は単体として完結するのではなく、関係の中で存在し続ける。
この構造は、彫刻を「自律した個としての物体」から、身体・他者・環境・他作品との関係の中で生成し続けるネットワーク的な存在へと拡張する試みである。人間と非人間がともに参与するこの生態系的な応答場において、彫刻の境界は、個々の物体の輪郭にはとどまらない。
FEATURED WORKS
呼応する小宇宙 - 固形化された光 / Resonating Microcosms - Solidified Light
teamLab, 2022, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi, Production Support: Hirohito Saito (OryZa Design), Shinya Yoshida (SYD INC.)
それぞれのOvoid は、人に押されると、光を強く輝かせ、音色を響かせながら自ら立ち上がり、周辺の Ovoid も次々に呼応し、同じ光と音色を連続させていく。人々のふるまいによって作品空間は変容し、人々と環境を作品の一部にしていく。
その内側に現れる色彩の模様の姿形は、見られるまでは無限の可能性として存在し、鑑賞されるその瞬間に、その人の視点において一つの姿形として確定する。そして、鑑賞者の動く身体、その彫刻自体の揺らぎ、周囲の環境に呼応して、その姿形は変容し続ける。
本作品は、《teamLabBall》(2009-)から続く「呼応する群体彫刻」のシリーズの作品である。個々の彫刻は自律した物理的存在でありながら、互いに呼応し、群体として一つの連続した場を形成する。
このシリーズでは、身体で押すこと、他者が動かすこと、風や雨という環境の作用、野外では野生動物のふるまい、そして同じ彫刻群の中の隣接する彫刻や、周辺の別の作品、これらすべてが呼応の契機となる。一つの彫刻に生じた光や音や動きは、その個体に閉じることなく、近くの彫刻へ、さらに周囲の作品や空間へと連鎖し、全体へ連続していく。
ここでは、人間だけが作品を動かすのではない。身体、他者、環境、作品が同一の生態系的な応答場に接続され、個々の彫刻は単体として完結するのではなく、関係の中で存在し続ける。
この構造は、彫刻を「自律した個としての物体」から、身体・他者・環境・他作品との関係の中で生成し続ける、ネットワーク的な存在へと拡張する試みである。人間と非人間がともに参与するこの生態系的な応答場において、彫刻の境界は、個々の物体の輪郭にはとどまらない。
teamLab, 2014, Interactive Digitized Nature, Sound: Hideaki Takahashi
木々の光は、人々が近くを通ると、色を変え、色特有の音色を響かせる。その木の光は、周辺の木々に次々と伝播し、音色を響かせながら、連続していく。
木々の奥から光が押し寄せてくれば、向こうの方に人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。
teamLab, 2009, Interactive Ball
球体に手を触れると、光の色が変わったり、音色が鳴り響いたりします。各球体は、無線によるP2P(Peer to Peer)で同期しているので、全ての球体を一斉に同じ色に変えたり、空間内の照明の色を変えることもできます。また、演出側では、手を触れなくても遠隔 操作で色を変えることができます。浮遊している球体をトスすることで、その場にいる人なら誰でも、空間演出に参加できます。トスした瞬間には、その空間の主役となることがで き、その瞬間は会場にいる全ての人に共有されます。
全てのteamLabBallがインターフェイスとして認識されることで、人々が感情を共鳴させながら一体となって没入できるデジタル空間を 作ることができます。
※teamLabBallは、特許出願済です。