花紅 / Flowers are Crimson – Dome Version
teamLab, 2004, Digital Installation, 11min 1sec (Φ30m), Sound: Tsukasa Yamaguchi & Yukihito Endo, Bamboo Flute: Yutaro Nagao
TOKYO DESIGNERS WEEK、中央会場の直径30mに及ぶ巨大ドーム「TDW-DOME」にて、全長約100mの絵巻物語として、水墨空間が展開される作品。
「TDW-DOME」は、全天周の映像システムにより、プラネタリウムのように空間全体を包み込む映像演出が可能。
[CONCEPT]
「むかしの日本の人々は、今とは違った風に世界を捉え、今とは違った風に世界が見えていたのではないか?、そこには、西洋のパースペクティブとは違う空間認識の論理が培われていたのではないか?」という『超主観空間』のコンセプトの基、3次元空間上に立体的に構築された世界を、チームラボが考える日本の空間認識によって映像化した作品。
ふと迷い込んだ世界で、自分自身の「迷い」や「雑念」が表れたいろいろなモノたちと、対峙していくことにより、やがては、「迷い」や「雑念」が取れていくという、自分の内面が変われば世界の見え方も変わるという物語。