つかまえて集める絶滅の森 / Catching and Collecting Extinct Forest
teamLab, 2020/2025, Interactive Digital installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、観察し、知を集め、好奇心を広げていくことをコンセプトにした教育的プロジェクト。
絶滅の森には、絶滅した動物が住んでいる。動物に近づいたり、触ったりすると、逃げたり、振り向いたりする。様々な種類の絶滅動物を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくっていく。
スマートフォンのカメラで、空間を歩いている動物を見て、そのカメラに写っている動物に「観察の矢」を放つと、現実の空間に矢が飛ぶ。矢が動物に当たると空間からその動物は消え、自分のスマートフォンに入り、コレクションされる。
つかまえた動物を、カメラで見えている場所にスワイプすると、リリースされ、その場所に戻る。
また、好きな場所で「観察のあみ」を投げ込むと、足元に「観察のあみ」が張られる。まわりの人々と協力しながら、身体を使って、動物を「観察のあみ」に追い込むと、動物は空間から消え、同じように図鑑にコレクションされる。
コレクション図鑑は、同じ動物でも、捕まえれば捕まえるほど、より詳しい情報が書き込まれていく。