夏の夜、ひまわりは、生命の存在と認識が交差する現象的彫刻群として立ち現れる。
人々や野生動物が近づき、立ち止まると、ひまわりは強く輝き、音色を響かせる。周辺のひまわりは次々に呼応し、光と音色を連続させていく。奥から光が押し寄せてくれば、その向こうに人、あるいは野生動物がいることを意味する。
人々の身体的なふるまいや野生動物の動きによって作品空間は変容し、人々や野生動物もまた作品の一部となる。個々のひまわりは単体として完結せず、関係の中で存在する。人々はひまわりの呼応の中に入り、見えない他者や野生動物の存在を、光と音の連続を通して感じる。
この現象的彫刻群は、人々や野生動物とともに変化する、生態系的な場となる。