Turandot<br> ジャコモ・プッチーニ作曲オペラ | teamLab / チームラボ

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2023.02.23(木) - 02.26(日)東京, 東京文化会館
チームラボがセノグラフィー(空間演出)を手がける没入型のオペラ『トゥーランドット』新制作。
2月23日、東京文化会館で開幕。
ジュネーヴでのワールドプレミエで「2022年の見るべきオペラ」と評された舞台が東京へ。
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2023.02.23(木) - 02.26(日)東京, 東京文化会館
チームラボがセノグラフィー(空間演出)を手がける没入型のオペラ『トゥーランドット』新制作。
2月23日、東京文化会館で開幕。
ジュネーヴでのワールドプレミエで「2022年の見るべきオペラ」と評された舞台が東京へ。

トゥーランドット
ジャコモ・プッチーニ作曲オペラ


光の彫刻空間によってオペラの概念を超越する、没入的なオペラ空間

アート集団チームラボは、ジャコモ・プッチーニの遺作オペラ『トゥーランドット』新制作でセノグラフィーを手がけました。演出のダニエル・クレーマーと共に、クレーマーの『トゥーランドット』解釈とチームラボのアートを融合させるセノグラフィーを構想。5年にわたってプランニングを重ね、コンセプト、新解釈、隠喩、象徴、そして各シーンの視覚的表現をどのように実現するかについて模索してきました。キャストは光の彫刻空間に没入し、一体となり、舞台と観客が境界なく連続します。

本公演は2022年6月にスイス・ジュネーヴのジュネーヴ大劇場 (Grand Théâtre de Genève) でワールドプレミエを迎え、2023年2月23日から26日まで、東京二期会オペラ劇場による東京公演が行われます。



このオペラは極めて巨大だ。オペラ史上前代未聞のテクノロジーを操るチームラボと共に構想した、震えるような作品だ!プッチーニ最後で最高の作品、叡智の絶頂にあった芸術家が残した最後の音符——。私たちが人生をかけて取り組んできたこの芸術を、チームラボと共に世界規模で実現することができる、素晴らしい機会なのだ。人生で最も信じられないような『トゥーランドット』を観客に届けよう。オペラには今、これまで以上に新しい若いファンが必要だ。この舞台を見て彼らはこう言うだろう、「オペラでこんなことができるなんて!」

ー ダニエル・クレーマー

概要


ジュネーヴ大劇場 著 / Grand Théâtre de Genève


プッチーニ最後のオペラは謎解きに満ちている。北京の紫禁城に君臨する中国の皇帝。その未婚の娘トゥーランドット姫は、求婚者たちに試練を与えては、その手を断ち切らせている。夫となる条件は3つの謎を解くことだが、解けなければ斬首の刑である。既に何人もの不運な求婚者がこの試みに失敗し、首を落としてきた。今度はダッタン国の王子カラフの番だ。トゥーランドットの美しさに魅了されたカラフは、「希望」、「血潮」、そして「トゥーランドット」という3つの謎を解き明かし、皆を驚かせる。皇帝が約束した通り、姫はカラフのものとなるはずだが、トゥーランドットはその約束を守ろうとはしない。


プッチーニは《トゥーランドット》の作曲を第3幕で中断した。1924年、最後の二重唱を完成させる前にこの世を去り、弟子のアルファーノが補筆し完成させた。1926年、ミラノ・スカラ座での世界初演は、プッチーニへの一種の鎮魂歌でもあった。アルトゥーロ・トスカニーニは、プッチーニが残した最後の音符まで指揮した後、タクトを置いてこう言った。「ここでマエストロはペンを絶ち、亡くなった」


その後、アルファーノの書いたフィナーレによって、このオペラは世界の舞台に立つことになったが、完全に受け入れられることはなかった。そのため、リコルディ出版社はイタリアの偉大な作曲家ルチアーノ・ベリオに、あまり大げさでない新しいフィナーレを依頼したのである。ベリオのフィナーレは、作曲家が亡くなる前年の2002年に完成し、今回のジュネーヴ公演でスイス初演を迎える。


ダニエル・クレーマーによる新しい演出は、古いおとぎ話をトゥーランドットの魔力と権力が支配する近未来的な世界に移し替えたものである。『ハンガー・ゲーム』を彷彿とさせるディストピアのゲームショーで、女になることを拒んだ女の政権は、男を淘汰し、人類の生殖と繁殖を機械施設で行うという監視国家を発足させる。アメリカ生まれの監督は、男女間の戦いの古風な本質を思い起こさせるのだ。


当公演では、国際的に大きな評価を得ているアート集団チームラボが、初めてオペラの大規模なセノグラフィーを手がけ、これまでオペラの舞台では見られなかった最先端のビジュアル・テクノロジーを駆使する。チームラボの光の作品は世界中で展示されており、前衛的な空間の流れの中に観客を埋没させ魅了する、没入的な芸術体験を創り出す。



ダニエル・クレーマー (演出)、チームラボのアダム・ブース (セノグラフィー)、アントニーノ・フォリアーニ (指揮) による、メイキング・インタビュー動画
*ジュネーヴ大劇場公演より


セノグラフィーを手がけたチームラボのアダム・ブースによるメイキング・インタビュー動画
*ジュネーヴ大劇場公演より


演出のダニエル・クレーマーによるメイキング・インタビュー動画
*ジュネーヴ大劇場公演より

Watch on YouTube - ジュネーヴ大劇場 トゥーランドット 動画集

作曲:ジャコモ・プッチーニ
指揮:ディエゴ・マテウス
演出:ダニエル・クレーマー
セノグラフィー、デジタル&ライトアート:チームラボ
ステージデザイン:チームラボアーキテクツ
衣裳デザイン:中野希美江
照明:サイモン・トロテット
振付:ティム・クレイドン
演出補:デレク・ウォーカー
合唱:二期会合唱団
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

共同制作:ジュネーヴ大劇場・東京二期会オペラ劇場

来場案内

会場情報

Turandot
ジャコモ・プッチーニ作曲オペラ

会期

2023.02.23(木) - 02.26(日)

時間

2月23日 (木・祝) 18:00開演 (17:00開場)
2月24日 (金) 14:00開演 (13:00開場)
2月25日 (土) 14:00開演 (13:00開場)
2月26日 (日) 14:00開演 (13:00開場)

上演予定時間:約2時間45分(休憩を含む)

二期会チケットセンター

03 3796 1831

東京文化会館

03 3828 2111

アクセス

住所

東京文化会館
大ホール
東京都台東区上野公園5-45
電車でお越しの方
JRでお越しの際は JR上野駅 公園口改札から徒歩約1分 山手線、京浜東北線、常磐・成田線、常磐線、高崎線、東北本線 東北・北海道新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線 地下鉄でお越しの際は 東京メトロ上野駅7番出口から徒歩約5分 京成電鉄でお越しの際は 京成上野駅、正面口 改札から徒歩約7分
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アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。 チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、オーストラリア国立美術館(キャンベラ)、アモス・レックス(ヘルシンキ)、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)などに収蔵されている。 teamlab.art Biographical Documents teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art.
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株式会社ジーシーは、世界145か国に高品質な歯科材料、医療機器を供給する日本発の歯科医療総合メーカーです。世界の人々の口腔健康課題に取り組み、健康長寿社会の実現に貢献しています。
チームラボがセノグラフィーを手掛けた「トゥーランドット」が生み出す没入的なオペラ空間は、これまでの既成概念を超越する新たな価値観を与えてくれます。株式会社ジーシーは、この新たな価値観を創造し続けるチームラボに共感し、サポートしています。
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