時に咲く花 | teamLab / チームラボ

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時に咲く花
終了しました
2014.3.21(金) - 展示休止中東京, KITTE

Public Art

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2014.3.21(金) - 展示休止中東京, KITTE

Public Art

作品

時に咲く花 / Time-blossoming Flowers

歴史と空間を継承したこの場で、過去、現在、未来へと人々とつながり続ける想いを込めて、人々の時とともに咲き続ける花の作品です。
本作品は、1時間、1日、1年の単位で、リアルタイムに描き続けています。
1時間毎、毎時0分の時に、花は一斉に散り、花吹雪になります。
そして、1時間を通して、咲き渡る量がだんだん増えていきます。例えば、毎時30分の時は、全体の半分ほど咲き渡っています。
1日を通して、作品の世界はうつろいます。日の出とともに明るくなり、日の入りが近づくと夕焼けになり、そして、夜が深くなるにつれ、暗くなっていきます。実際のこの場所の日々の日の出と日の入りの時間と連動しています。
1年を通して、咲いていく花は、変化していきます。
移り変わる季節に合わせて、日本の季節の花々へと刻々と変わっていきます。
自然の景色が2度と同じではないのと同じように、今、この瞬間の絵は、2度と見ることができず、常に初めて見る絵を、時と共に、この場所に永遠に創り出しています。
平面的だとされる伝統的な日本の美術には、西洋の遠近法とは違った空間の論理構造があると、チームラボは考えています。本作品はその考え(私たちは、それを「超主観空間」と呼んでいます)の基、仮想の3次元空間上で立体的に構築した世界を、チームラボが考える日本の伝統的な空間認識の論理構造によって、日本美術的な平面にしています。
季節の花々
1月 水仙、寒椿、サイネリア
2月 梅、水仙、サイネリア、菜の花
3月 沈丁花、水仙、サイネリア、菜の花、梅
4月 桜、水仙、サイネリア、菜の花、蓮華草
5月 カキツバタ、蓮華草、キンケイ菊、タニウツギ
6月 あじさい、百合、キキョウ、夏椿
7月 朝顔、百合、キキョウ、サルスベリ
8月 ヒマワリ、 百合、タマスダレ、サルスベリ 
9月 ヒガンバナ、タマスダレ、コスモス、サルスベリ
10月 キンモクセイ、コスモス、浜菊、パンジー
11月 菊、コスモス、浜菊、シクラメン、パンジー
12月 寒椿、菊、シクラメン、パンジー
※なお、花々とともにある木は、タラヨウの木をモチーフにしています。葉の裏面に傷をつけると黒く変色し、長期にわたって残るため、字を書いておくことができ、はがき(「葉書」)の語源になったともいわれ、葉書の木、郵便局の木と呼ばれています。このJPタワーの前にも、旧東京中央郵便局時代からのタラヨウの木があります。本作品のタラヨウの木も、季節とともに、花を咲かせ、実をつけます。

来場案内

会場情報

時に咲く花

会期

2014.3.21(金) - 展示休止中

開館時間

6:00~24:30

休み

1月1日及び法定点検日

アクセス

住所

KITTE館内1Fアトリウム 大型モニター
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号

現地語での住所:

KITTE館内1Fアトリウム 大型モニター
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
アーティスト
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チームラボ
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。 チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 チームラボの作品は、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に収蔵されている。 teamlab.art Biographical Documents teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art.