不可逆の世界 | teamLab / チームラボ

メイン画像
不可逆の世界
終了しました
2022.9.15(木) - 10.08(土)シドニー, Martin Browne Contemporary
メイン画像
不可逆の世界
終了しました
2022.9.15(木) - 10.08(土)シドニー, Martin Browne Contemporary

作品

不可逆の世界 / The World of Irreversible Change

この作品は、いつかの時代のどこかでもあり、今のここでもある。
作品世界は、現実世界と同じ時間の流れの中にある。作品がある場所の日の出とともに朝が訪れ、日の入りとともに夜がはじまる。作品のある場所で現実に雨が降れば、作品世界にも雨が降る。草花は、季節とともに日々移り変わっていく。
人々の生活も、現実の時間帯や天候によって変化し続ける。季節とともに祭や行事が行われ、日々、様々な物語が加わりながら、人々の営みは続いていく。
作品世界は、鑑賞者のふるまいの影響を受ける。鑑賞者が作品世界の人々に触れると、人々は反応する。触れることが少しであれば、人々はやがて日常へ戻る。しかし、連続的に人々に触れ続けると、近くの者同士は争いをはじめる。争いは殺し合いへ発展し、やがて町全体へ広がり、町は火に包まれる。炎は一年以上続き、人々は死に絶え、町は焼き尽くされる。
一度世界が燃えはじめると、燃える前の世界をもう二度と見ることはできない。鑑賞者のふるまいは、一時的な反応を引き起こすだけではない。それは、作品世界の歴史となり、取り返しのつかない結果として残り続ける。鑑賞者もまた、その結果の当事者である。
誰一人いない荒廃した町にも、現実の時間とともに、日が昇り、日は沈む。時が流れ、数か月後には、焼け跡に新しい草花が芽吹く。草花は、生まれ咲き散ることを繰り返しながら、現実の時間の流れの中で日々移り変わっていく。春には、草木が深々と生い茂り、花は咲き誇り、鳥はさえずる。草花の移ろいを繰り返しながら、世界は続いていく。
人間の営みが終わっても、時間は止まらない。季節は巡り、草花は生まれ、世界は変化し続ける。
鑑賞者は、歴史を引き起こした者として、その結果の中に存在し続ける。
チームラボについて
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。 チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、オーストラリア国立美術館(キャンベラ)、アモス・レックス(ヘルシンキ)、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、アジア美術館(サンフランシスコ)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)などに収蔵されている。 teamlab.art Biographical Documents

会場情報

不可逆の世界

会期

2022.9.15(木) - 10.08(土)

時間

火曜 - 土曜
10:30 - 18:00

休み

日曜、月曜

ウェブサイト

アクセス

住所

Martin Browne Contemporary
15 Hampden Street, Paddington NSW 2021 Australia