チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花|金沢21世紀美術館, 石川, 日本

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2019.08.09(金) - 09.01(日)石川, 金沢21世紀美術館
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2019.08.09(金) - 09.01(日)石川, 金沢21世紀美術館

作品

Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる / Black Waves: Lost, Immersed and Reborn

1つの連続した波によるインスタレーション(波は展示空間内で一筆書きのように全て連続して繋がっている)。人々は、他者と共に作品の一部となり、溶け込んでいくことで、自分と他者との境界を連続的なものに変え、そして私たちと世界との、境界のない新しい関係を模索する。
コンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし波を構築している。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動で線を描き、三次元上の波の表層に線を描いている。そして、立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し映像作品にしている。

前近代の日本の絵画では、川や海など水は、線の集合として表現されることが多い。そして、その線の集合はまるで生き物かのようにどこか生命感を感じる。前近代の人々らには、実際、古典的な日本の絵画(川や海などで言うならば、まるで生き物のように見える線の集合)のように、世界が見えていたのではないだろうか。
「なぜ、前近代の人々が川や海そのものに生命を感じていたかのようなふるまいをしていたのか?」、そして、「なぜ、彼ら自身も自然の一部であるかのようなふるまいをしていたのか?」という疑問へのヒントが、それらの絵画表現の中にあるように感じる。 もし、ビデオカメラで切り取った本物の波よりも、本作の波の方に、より鑑賞者と作品世界との間に境界線がなくなるような、作品世界に入り込むような感覚、もっと大胆に言えば、その線の集合にすら生命体だと感じ、まるで鑑賞者が波に憑依するかのような体験をするならば、前近代的な日本の「世界の見え方」と、そこから発生する「世界に対するふるまい」とのつながりが見えてくる。 自然とは観察の対象ではなく、「自分自身も自然の一部である」と考えていたかのようなふるまいは、単に、かつての人々の見え方が、川や海のような自然の一部を生命体のように見せ、自然の一部にすら憑依させてしまいやすい見え方だったからではないだろうか。つまり、自然と自分との境界がないような感覚になりやすい見え方だったからではないだろうかと思うのだ。

来場案内

会場情報

チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花

会期

2019.08.09(金) - 09.01(日)

開館時間

10:00~18:00(金曜・土曜は20:00)

休み

なし

チケット販売

オンライン
セブンチケット、公式チケットサイト

店頭プレイガイド
北國新聞読者サービスセンター

会場
会場金沢21世紀美術館市民ギャラリーA(当日券のみ)

アクセス

住所

金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA・B
〒920-8509石川県金沢市広坂1-2-1
<路線バス> JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3番、6番乗り場よりバスにて約10分、「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ。 兼六園口8~10番乗り場よりバスにて約10分、「香林坊(アトリオ前)」下車、徒歩約5分。 <まちバス(土・日・祝日のみ運行)> JR金沢駅バスターミナル東口5番乗り場から約20分、「金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)」にて下車すぐ <城下まち金沢周遊バス> JR金沢駅バスターミナル東口7番乗り場から約20分、「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」にて下車すぐ <兼六園シャトル> JR金沢駅バスターミナル東口6番乗り場から約10分、「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ

お問い合わせ

問い合わせ

チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花 実行委員会事務局(北國新聞社事業局内)
076-260-3581(平日10:00~18:00、土日祝休)

チケットに関する問い合わせ

チケット購入にあたっての注意事項
・チケットは日付指定券です。
・料金は税込の金額となります。
・購入完了後の変更・キャンセルはできません(公式チケットサイトで購入された場合のみ日付変更が可能です。諸条件こちらをご確認ください)。
・チケットは完売する場合がございます。
・セブンチケットと公式チケットサイトが完売した場合でも、当日会場では入場状況を見て枚数限定で販売いたします。事前にお問い合わせ確認願います。
・障がい者手帳をお持ちの方へ
障がい者手帳をお持ちの方ご本人様と同伴者1名様まで、公式チケットサイトと会場販売でのみ、障がい者割引でチケットをご購入頂けます。
(子供に障がい者割引はございませんが、子供で障がい者手帳をお持ちの場合、同伴者1名まで障がい者割引チケットをご購入頂けます)
入場ゲートで手帳の確認を行いますので、同伴の方はご一緒にご入場ください。
※日本国内発行の障がい者手帳のみ対象となります。
・子供(中学生以下)の方のご利用には、20歳以上の保護者様の同伴が必要です。
無料のお子様含め、子供3名につき保護者様1名が必要です。
・営業時間は公式サイトでの事前の告知を持って、変更になる場合があります。
ご来場にあたっての注意事項
・当館のご利用の際のお怪我や損失・損害、その他トラブルなどにつきまして当館では一切責任を負いません。
・入場待機列から離れる際は、必ず代表者の方がお残りください。
・お客様のご予定・ご要望通りにご入場いただけない場合もございます。スケジュールには余裕を持ってご来場ください。尚、最終入場は閉場の40分前となります。
・チケットの転売は禁止しており、転売にて購入いただいたチケットではご入場頂けず、その場合も当館は一切の責任を負いません。
・混雑やメンテナンスの関係で、一部の作品をご体験いただけない場合がございます。
・施設の都合により営業を中断・中止する場合がございます。
・営業中止を除き、いかなる場合もチケットの払い戻しは行っておりません。
・当館へのご来場にかかる旅費などの保証は、営業中止の場合も行なっておりません。
・入場後の再入場はできません。
全長50cm以上の荷物、ベビーカー、補助犬を除くペットを連れての入場はお断りしております。コインロッカーは美術館備付けのロッカーをご利用ください。
・下記のものは持ち込みを禁止しております
 危険物、臭気物、生花など
 ペットボトル、水筒以外の蓋が無いドリンク類
 その他、スタッフが危険であると判断した物品
・会場内は暗く、高低差・不安定な足場の箇所が多数ございます。ご自身とお連れ様、ならびに他のお客様の行動に細心の注意を頂き、特にお子様連れのお客様は保護者様の監督責任のもと、安全にお過ごしくださいますようお願いします。
・作品の特性上、光の点滅/点灯、大きい音などの演出がございます。
・プロジェクター、センサー、ライト、その他機材には、作品維持ならびに安全のため絶対にお手を触れぬようお願い致します。
・展示スペースでの喫煙、アメ・ガムを含む飲食はお断りしております。
車椅子でのご入場は可能ですが安全管理上、一部作品はご入場・ご体験いただけない場合もあります
車椅子での入場可能台数には制限がある為、ご入場をお待ちいただく場合がございます。尚、車椅子ご希望の場合は、美術館備付けのものをご利用ください。
・体調不良・泥酔状態でのご入場はお断りしております。
・写真・動画撮影・SNSへの投稿は可能ですが、以下の撮影を禁止いたします。
 一脚、三脚、自分撮りスティック等の撮影補助機材の使用
 フラッシュ撮影
 その他、周囲のお客様の迷惑となる行為
・各種メディアの取材・撮影が行われる場合がございます。写り込みに同意をいただけない場合は、お近くのスタッフにお声がけください。
・事前承諾のない商業目的の撮影や取材はお断りしております。
入場時に年齢確認のため身分証のご提示をお願いする場合がございます。
・当館スタッフの指示を守りお過ごしください。お守り頂けない場合は退場いただく場合がございます。
アーティスト
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チームラボ
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。 チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 チームラボの作品は、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に収蔵されている。 teamlab.art Biographical Documents teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art.

主催

チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花 実行委員会

共催

金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

特別協賛

セブンチケット

後援

石川県、金沢市、一般財団法人石川県芸術文化協会、abn長野朝日放送 、エフエム石川、ラジオかなざわ、ラジオこまつ、ラジオななお、金沢ケーブル