人と世界、時をつなぐーライフに溶け込むアートの実践 | teamLab / チームラボ

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人と世界、時をつなぐーライフに溶け込むアートの実践
終了しました
2026.1.24(土) - 3.22(日)兵庫, 姫路市立美術館

Group Exhibition

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作品

生命は生命の力で生きている II / Life Survives by the Power of Life II

《生命は生命の力で生きている》は、地震と津波、原子力発電所事故が重なった東日本大震災が起きた2011年に発表した。本作は、2011年の発表後も制作を続け、10年をかけて、1年を通した草花の移り変わりが繰り返される作品として新たに作り上げた。
自分と環境は、二つに見えても、実際には一つであり、切り離すことはできない。分断の反対とは、別々のものを統合することではなく、二つに見えるものがもともと一つであることに気づくことかもしれない。
自然の恵みも脅威も、文明の恵みも脅威も、連続的でつながっている。どこかに絶対的な悪意があるわけでもなく、かといって、きれいごとだけではすまされない。わかりやすい解はなく、感情すら整理できないかもしれない。それでも、あらゆる状況の中で「生きる」ことを肯定したい。生命はうつくしい。
そして、生と死もまた、二つに見えるが、実際には切り離すことができない。長い時間の中で、生は死によって支えられ、死はまた新たな生を支えながら、生命は連続してきた。
本作では、生命や生きることを意味する「生」を、空間に立体的に書いている。生命の痕跡を想起させる墨跡としての「生」の上に、数百を超える草花が生まれ、咲き、散り、移り変わっていく。
「超主観空間」によって描かれた本作では、画面は作品世界と鑑賞者のいる空間を分断する境界にならない。作品空間は画面を超え、鑑賞者の身体がある空間と連続する。焦点は無限に存在し、画面のどこを切り取っても空間として成立する。細部のすべてが絶えず変化し続けているため、視線は一点に留まることなく動いていく。
鑑賞者は、視線を動かすことで、時間とともに変化していく作品世界をそのつど再構成し、自らの中に絵画空間をつくり上げていく。

Dissipative Figures – Human, Light in Dark

生命の存在の輪郭は、肉体の境界面ではなく、それらと連続する環境も含めた、曖昧なものである。
人は生きている限り、エネルギーを散逸し、空気などの環境を動かしていく。
この作品は、人が生きている限り世界に与え続けるエネルギーで、人物の存在を描いている。

私という存在は、心と体とそれらと連続する環境である。

石ころや、これまで人間がつくってきたものは、それ自体で安定的な構造をもつ。
しかし、生命は違う。石ころは、外界から遮断され密封された箱に入れても存在し続けるが、生命は、そのような閉じた箱に入れられると存在を維持できない。

生命は、海に生まれる渦のようなものである。
渦は、流れの中にある存在であり、その存在の境界は曖昧である。

実際、渦は定常しているが、うごめき続け、力強い一つの生命のように見える。
渦は、それ自体で安定した自らの構造を保っているものではなく、渦の外部から内部へ、そして内部から外部へと流れ続ける水によってつくられ、その流れによって渦の構造は維持され続ける。

生命も、外部から食物として物質とエネルギーを取り込み、物質を排出し、エネルギーを外に散逸させながら、秩序構造をつくりあげている。つまり、生命の構造は、そのもの自体ではなく、それらと連続する環境によってつくられている。

生命は、開いた世界の中で、流れの中に生まれる奇跡的な現象であり、海の渦と同じように、その存在の境界が曖昧な、無限の連続の中の存在である。

生きているということは、世界へエネルギーを散逸し続け、世界と連続しているということなのだ。
チームラボについて
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。 チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、オーストラリア国立美術館(キャンベラ)、アモス・レックス(ヘルシンキ)、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、アジア美術館(サンフランシスコ)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)などに収蔵されている。 teamlab.art Biographical Documents

会場情報

人と世界、時をつなぐーライフに溶け込むアートの実践

会期

2026.1.24(土) - 3.22(日)

時間

10:00 - 17:00(入館は16:30まで)

休み

毎週月曜日(祝日・休日の場合を除く)

料金

無料

ウェブサイト

姫路市立美術館

アクセス

住所

姫路市立美術館
兵庫県姫路市本町68-25