滝は、C Future Cityの空間をコンピューター上の三次元空間に立体的に再現し、そこに水を落下させ、空間の形による水の動きをシミュレーションし、描いた。人々が滝に近づくと、水の流れは変化する。C Future Cityに、そしてそこにいる人々に《憑依する滝》である。
渦は、人が動くと、その方向に力が加えられ、それによって流れが発生し、そのまわりとの流速差によって渦を発生させ描いた。流れ込む滝からも力が加えられる。人々の存在によって変化していく滝と、人々の動きによって生まれる渦である。
水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動によって、空間上に線を描く。その線の集合をチームラボが考える「超主観空間」によって映像化し作品を描いている。
作品は、人々のふるまいに影響を受けながら、永遠に変化し続ける。