Amos Rexの大展示室は、特徴的な曲面の天井を持ち、この曲面はそのまま地上で広場のランドスケープとなる。天井に開いた大きな天窓が、地下の展示室と地上の広場をつないでいる。
天井の天窓から地上方向に力がかかっている状態で、大展示室に地下から水を流し込む。
水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動によって、空間上に線を描く。その線の集合をチームラボが考える「超主観空間」によって平面化し作品を描いている。つまり、この美術館の空間の形状と、天窓から地上方向への力によって決定された水の動きで作品を創っている。