東京絵巻棚
teamLab, 2006, Shelf
8角形の形をパーツにして、レイアウト変更の時などパーツを組み合わせてユーザーの手で自由な形に組み立てる事ができる棚。また8角形のパーツには東京をモチーフにした絵が描かれている。
パーツを組み合わせる事でいろいろな街ができる。
[CONCEPT]
情報社会、空間は、もっと動的で有機的であるべきだと考えています。
情報社会は、超加速的に、移ろい、複雑化していっています。部署で空間を共有する意味はあまりなく、プロジェクトごとに様々なスペシャリティによって編成され、同じ空間を共有する方がいいでしょう。
もっと、ユーザー自身が、空間を動的に有機的に変化できた方がいい。
ユーザーが簡単に、空間を変えられるパーティションにもなり、棚にもなる。
上すぼみの棚には、資料などを平済みに下すぼみの棚には、本を立てて。
空間を変化させると、棚の絵が変わる。まるで、自由に世界を作るように絵を変えることができる。それ自体楽しい。ユーザー自身が、その目的にあわせて空間を変化させる行為の中に、絵を変えて世界を変える。