こびとが住まうテーブル / A Table where Little People Live
teamLab, 2013-, Interactive Digital Installation
こびとが住まうテーブル / A Table where Little People Live
teamLab, 2013-, Interactive Digital Installation
このテーブルは、こびとたちが住んでいるテーブル。
テーブルの上に手を置いたり、物を置いたりすると、こびとたちは気づいて、飛び乗ってくる。
置く物の形によって、こびとたちはすべったり、ジャンプしたり、よじ登ったりする。
いろんな物を置くことで、こびとたちは大喜びで遊ぶ。
作品の背景
運動の3法則
この世界にあるモノの動きは、3つの法則にもとづいて、説明することができます。
慣性の法則
モノは、外から別の力を加えられない限り、そのままの状態であろうとします。
たとえば、止まっている電車に乗っていて、急に電車が動きだしたとき、あなたは止まり続けようとするので、電車が進む方向の後ろの方に引っぱられます。動いている電車が急に止まると、あなたはそれまで電車が進んでいた方向に進み続けようとするので、電車が進んでいた方向に引っぱられます。
運動の法則
モノは、外から別の力が加えられると、その新しい力の方向に向かって、動き出します。どれくらい動くかは、加えられた力の大きさや、モノの重さによって変わります。
たとえば、重たいものを押して動かそうとするためには、強い力が必要です。重いボールと軽いボールをはね返そうとすると、同じ力でも、軽いボールの方が、より遠くまで押し返すことができます。
作用・反作用の法則
モノは、力を加えると、必ず同じ強さで逆向きの力が返ってきます。
たとえば、あなたが壁を押すと、押したときと同じ強さの力が、壁から返ってきます。
遊び方
1
こびとたちはテーブルの端を走り回っている。2
テーブルに物を置くと、こびとは興味を示し飛び乗ろうとする。3
物の形状によって、こびとは、跳ねたり、乗ったり、滑ったり様々なアクションをする。
育む力
- クリエイティビティ・表現力の発揮
- パターン認識力
- 論理的思考力
- 重力という物理法則