ドラゴンフライレイクの湖面に立つ、光のovoid(卵形体)と、湖畔の木々が光り輝く。
光のovoidと木々の光は、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように明滅している。
光のovoidは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣のovoidと木々に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、ovoidと木々に連続して広がっていく。
反対側から光が押し寄せてくれば、向こうに、人や湖畔に住む動物がいることを意味する。人々は同じ空間にいる他の者の存在を普段より意識するだろう。