Living Knitted Sculpture
Living Knitted Sculpture
編みの起源は古く、旧石器時代にまでさかのぼると言われており、最初期の編み細工は、1本の連続した糸を編んで作った網です。今回は「かぎ編み」という方法を用いています。一つとして同じものはありません。1本の連続した糸を丁寧に手編みした網に《Floating Flower Garden》で咲いていたバンダというランを結びつけて、そのまま育てることができます。
バンダは土の上では育たず、高い木の上に住み着いて育ちます。花言葉は、「身軽」や「個性的」。網と一体となったバンダは、身軽なので、自由に空中に置いてください。生命力溢れる根が、空中から水分を吸収します。
編まれた網とバンダは一体となって、一つの彫刻になります。そして、それは日々成長していきます。作品の一部が、新たな場所に広がり、生きた彫刻となるのです。
生命力溢れるバンダは、うまく育てると、年に数回「華やかな恋」と呼ばれる花を咲かせ、根を含めて2m近くになっていきます。バンダは、50年以上生きるとも言われ、新たな株が生まれていくことにより、永遠に生きるかもしれません。
How to grow this orchid
・育て方