特別展「禅-心をかたちに-」 | teamLab / チームラボ

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特別展「禅-心をかたちに-」
終了しました
2016.10.18(火) - 11.27(日)東京, 東京国立博物館
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特別展「禅-心をかたちに-」
終了しました
2016.10.18(火) - 11.27(日)東京, 東京国立博物館

作品

円相 無限相 / Enso / Mugenso

禅における書画のひとつ「円相」をモチーフにした円や無限大が、「空書」によって永遠に書かれ続けている。

「空書」とは、チームラボが設立以来取り組んでいる空間に書く書のこと。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築している。今回は、円や無限大をメビウスの帯のように180度ひねって書いており、表と裏の区別がないものになっている。

禅において、円相は、古来は空中に杖などで円圏を描いて表されたりしてきた。そして、悟りや真理、宇宙全体、そして平等性を象徴的に表現したものとされる。 見る人の心を映し出す円でもあり、解釈は見る人に任せられる。

無限大記号の由来の一つの説でもある、古代の象徴の1つであるウロボロスは、ヘビもしくは竜1匹が輪になって自らを食む、もしくは2匹が輪になって相食む。完全性や永続性、循環性、始原性、無限性など多くの象徴的な意味を持つ。 世界を有限な世界として理解していると思われる人間にとって、無限というものを厳密に具体的に理解することは難しい。

この瞬間に、新たな書が描かれては消えていく。永遠と続いていくが、全体として以前の状態が複製されることなく、新たな書を書き続ける。今この瞬間は、二度と見ることができない。

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会場情報

特別展「禅-心をかたちに-」

会期

2016.10.18(火) - 11.27(日)
アーティスト
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チームラボ
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。 チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、オーストラリア国立美術館(キャンベラ)、アモス・レックス(ヘルシンキ)、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)などに収蔵されている。 teamlab.art Biographical Documents teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art.