チームラボお絵かきフライトとつながる！積み木のまち | teamLab / チームラボ

終了しました

2023.7.30(日) - 8.27(日)香川, 善通寺, 旧善通寺偕行社

本展は、前期・後期で作品の展示替えを行います

終了しました

2023.7.30(日) - 8.27(日)香川, 善通寺, 旧善通寺偕行社

本展は、前期・後期で作品の展示替えを行います

前期展示: 2023.7.30(日) - 8.13(日)
前期展示: 2023.7.30(日) - 8.13(日)
後期展示: 2023.8.14(月) - 8.27(日)

前期展示: 2023.7.30(日) - 8.13(日)
前期展示: 2023.7.30(日) - 8.13(日)

後期展示: 2023.8.14(月) - 8.27(日)

前期・後期ともに展示

お絵かきフライト / Sketch Flight

紙に飛行機、チョウやタカの絵を描く。すると、描いた絵が立体で出現し、目の前の世界に飛び立つ。飛び回る飛行機、チョウやタカに触ると、加速したり、逃げたりする。
タブレットでは、自分が描いた飛行機、チョウやタカを、それぞれの視点で操縦することができる。チョウは、水平方向に344度、垂直方向に約360度の視野を持っているため、タブレットでは、目の前の景色だけでなく、横や後ろの方まで含んだ視野で操縦する。タカは、同時に2つのものをはっきりと見ることができ、前を見て飛んでいるにもかかわらず、地上の小動物を見ることができる。タブレットでは、ズームしたい場所をタップすると、その場所が大きく見える。
すべての生物は、それぞれが持つ知覚によってのみ世界を理解している。つまり、生き物によって、世界の見え方は違う。そのように各々の知覚によって構築された世界を環世界という。

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つながる！積み木のまち / Connecting! Block Town

積み木を置いて、列車、車、船、飛行機が走る街を作る。同じ種類の積み木を置くとつながって、乗り物が走りだす。積み木がたくさんうまくつながると、乗り物は進化していく。
中空に見えているものは、ヘリコプターから見える景色。ヘリコプターの飛行ルートも黄色いキューブの積み木で変更できる。

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我々の中にある火花 - 星と円虹(まるにじ) / Solidified Spark - Circular Rainbow

私たちは、見ている世界を認知しているのではない。私たちは、認知している世界を見ている。

無数の線の集合による球体。
細い光の線は、中心から放射状に無数に広がり、球体を形作る。光源は動かないが、無数の線はうごめき続ける。そして、中心には正円の虹が出現する。

球体には境界面がなく、作品と身体との境界の認識は曖昧である。球体に触れようとすると、球体は反応するが、物理的な境界面はないため、手は球体の中に入る。

この球体は、何か？線はなぜうごめくのか？
我々の世界は、我々の中にあるのだ。

そして、この線群の球体を認知した後、認知している世界は広がり、世界中のいたるところでこの線群の球体を見ることになるだろう。

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質量のない太陽、出現した空間の境界面 / Massless Sun, Surface Boundary of an Emerged Space

光の球体。
光の球体は、光が凝固してできたかのような光だけでできた塊として、空間上にはっきりと知覚されるにも関わらず、物質的な境界面はない。球体と身体との境界の認識は曖昧である。
球体が出現している空間の窓には、物質的な境界面はないが、認知上の境界面が現れる。

この宇宙では、光は凝固せず、光だけの塊は存在しない。つまり、この光の球体は、あなたの認知上に存在する。
そして、作品はそれ自体では存在できず、環境がつくる現象が、作品の存在である。
存在とは何かを問う。

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前期展示: 7.30(日) - 8.13(日)

Black Waves、積層された空間 / Black Waves in Layered Ultrasubjective Space

海は全ての海と繋がっていて、この世界の全ての波は繋がりあっている。
古典的な東アジアの美術の波は、よく線の集合で表現される。線の集合でできた波は、それらが流れの中の一部であることを気が付かせてくれる。そして、その線の集合には、波が生き物であるかのように、どこか生命を感じる。

実際、波が立ち上がる時、生命が花開くような強い生命の息吹を感じ、波の一つ一つが生命であるかのようにすら見える。しかし、波が崩れ落ちて消えた時、花が散るかのような儚さとともに、それが海の一部だったことに気が付く。そしてその海は全ての海と繋がっていて、つまりは、世界中の全ての波は、繋がりあっているのだ。
波が生命に見えるのは、生命とは、力強く立ち上がった波のようなものだからだ。生命は、全て連続的につながりあった一つの大海から、一度もとぎれることなく連続的に立ち上がり続ける、奇跡的な現象なのだ。

空間に配置した多数のスクリーンと相対的に同じ位置関係で、作品世界の海に多数の視点を置き、視点ごとにチームラボが考える「超主観空間」によって切り取り、それぞれのスクリーンに映している。「超主観空間」は視点周辺の空間を切り取るため、展示空間に作品世界の空間が重ね合う。

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連続する円相 / Continuous Enso

禅における書画のひとつ「円相」（円形を一筆で描いたもの）を空間に連続的に描いている。
禅において、円相は、古来は空中に杖などで円圏を描いて表されたりしてきた。そして、悟りや真理、宇宙全体、そして平等性を象徴的に表現したものとされる。 見る人の心を映し出す円でもあり、解釈は見る人に任せられる。

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後期展示: 8.14(月) - 8.27(日)

積層された空間に増殖する無量の生命 / Proliferating Immense Life in Layered Ultrasubjective Space

花々は、誕生と死を繰り返しながら、増殖と死滅を繰り返し、1年間の花々が、時間とともに移り変わっていく。

空間に配置した多数のスクリーンと相対的に同じ位置関係で、作品世界に多数の視点を置き、視点ごとにチームラボが考える「超主観空間」によって切り取り、それぞれのスクリーンに映している。「超主観空間」は視点周辺の空間を切り取るため、展示空間に作品世界の空間が重ね合う。

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来場案内

お知らせ

本展は、前期・後期で作品の展示替えを行います。
前期展示: 2023.7.30(日) - 8.13(日)
連続する円相
Black Waves、積層された空間

後期展示: 2023.8.14(月) - 8.27(日)
積層された空間に増殖する無量の生命

以下の作品は前期・後期ともに展示:
お絵かきフライト
つながる！積み木のまち
我々の中にある火花 - 星と円虹(まるにじ)
質量のない太陽、出現した空間の境界面

会場情報

善通寺市市制施行７０周年記念
「チームラボお絵かきフライトとつながる！積み木のまち」

会期

2023.7.30(日) - 8.27(日)

時間

11:00 - 21:00
* 最終入館は20:30

休み

なし

アクセス

住所

旧善通寺偕行社
香川県善通寺市文京町2-1-1

ＪＲでお越しの方

JR善通寺駅より徒歩５分

お車でお越しの方

瀬戸内中央自動車道・高松自動車道（善通寺I.C）から約7分
JR善通寺駅出口（１ヶ所のみ）を出て、西に約200メートル歩くと、南側に善通寺市役所の敷地があります。大きな楠木を目印に、南へ進んでください。

お問い合わせ

運営事務局

電話: 087-831-4449（受付時間 10:00 - 18:00)）
メール: teamlabzentsuji@kk-success.co.jp

注意事項

・会場敷地内禁煙。
・車椅子のお客様もご来場いただけます。
・駐車場には限りがあります。公共交通機関をご利用ください。
・会場の混雑状況により入場いただけない場合があります。
・比較的に空いている日中の時間帯をお勧めします。
・チケットの払戻はできません。

ニュース

Youtubeに、掲載。2023年8月18日

【善通寺市】歴史的建造物「偕行社」で開催中！デジタルアート集団「チームラボ」のイベントを体験しよう！｜市町村いま推し（2023年8月18日放送）

岡山香川の市町村を訪ね、魅力を探るコーナー「市町村いま推し！」。(本文抜粋)

NHK 香川 NEWS WEBに、掲載。2023年8月4日

国の重要文化財旧善通寺偕行社でデジタルアート体験

国の重要文化財に指定されている善通寺市の「旧善通寺偕行社」でデジタルアートを体験できる作品展が開かれています。これは、善通寺市の市政施行７０周年を記念して開かれているもので、国の重要文化財「旧善通寺偕行社」の大広間には世界的に活躍するアート集団「チームラボ」が手がけたデジタルアートの作品が展示されています。(本文抜粋)

YouTubeに、掲載。2023年7月31日

チームラボのデジタルアートが旧善通寺偕行社に出現　香川・善通寺市市制70周年記念

善通寺市市制70周年を記念して国の重要文化財、旧善通寺偕行社にデジタルアートが出現しました。(本文抜粋)

アーティスト

チームラボ

アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館（メルボルン）、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館（シドニー）、南オーストラリア州立美術館（アデレード）、オーストラリア国立美術館（キャンベラ）、アモス・レックス（ヘルシンキ）、ロサンゼルス現代美術館（ロサンゼルス）、サンフランシスコ・アジア美術館（サンフランシスコ）、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション（イスタンブール）、アジア・ソサエティ（ニューヨーク）などに収蔵されている。

teamlab.art

Biographical Documents

teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art.

主催

株式会社サクセス
* 本展覧会は、善通寺市市制施行７０周年記念事業の一環です。