脊振ILC展 | teamLab / チームラボ

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脊振ILC展
終了しました
2013.05.24(金) - 05.27(月)東京, TOKYO CULTUART by BEAMS
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脊振ILC展
終了しました
2013.05.24(金) - 05.27(月)東京, TOKYO CULTUART by BEAMS

作品

脊振ILCハイスクール! / Sefuri ILC High school!

素粒子実験施設「ILC(国際リニアコライダー)」(※1)の招致を目指す福岡県と佐賀県からの依頼のもと、チームラボが制作したプロモーション動画を2013年4月19日より、Youtubeなどインターネット上の動画サイトにて公開します。“脊振ILCハイスクール!”は、福岡県と佐賀県の協力のもと制作されたILCのプロモーション映像です。本編映像内にある素材は、BGMも含め、フリー素材としてWeb上に公開します。 素粒子物理学の巨大実験研究施設であるILCの仕組みを、早稲田大学系属 早稲田佐賀中学校・早稲田佐賀高等学校の学生たちによるミュージカル風の映像で説明しています。
1:素粒子物理学の仕組みを、現役高校生たちがミュージカルで説明
「ILC」で衝突実験を行う陽電子と電子を擬人化して、ミュージカル風にその仕組みを説明。現役の女子高生たちが、電子と陽電子の加速と、最終的な衝突を、学園ドラマに置き換えて描いています。

2:アニメと融合した実写映像
高品質なハイビジョン機材で撮影された福岡・佐賀両県の美しい光景、元気な女子高生たち、キャッチーなメロディ、高い作画力に支えられたアニメなどがさまざまなコミュニティの感性に訴えかけます。

3:素材は著作権フリー。
二次創作を歓迎 本編映像内にある素材は、BGMも含め、フリー素材としてWeb上に公開します。一つの映像が、さまざまな人々の手により、それぞれのクリエイティブの姿に形を変えていく可能性を歓迎しています。

4:多彩なクリエイターが参加
仕込みiPhoneのパフォーマンスで世界的に注目を集めている「森翔太」をはじめ、楽曲、振り付け、アニメーションなど、さまざまなクリエイターが、それぞれのパートで参加しています。300秒足らずの本作ですが、撮影されたカット数はなんと200カット以上、膨大な撮影シーン、衣装、小道具、モーショングラフィックス、アニメーションなどほん数秒のシーンにも、制作チームのこだわりが盛り込まれています。

5:映像『脊振ILCハイスクール!』全編をGIF化
『脊振ILCハイスクール!』の全編をGIF化した特設ページ(Tumblr)を公開。

※1 素粒子物理学の巨大実験研究施設。電子と陽電子を光に近い速度でぶつけてビッグバン直後の状態を再現し、宇宙の謎などを解明する世界最大の実験装置。福岡・佐賀県境にある「脊振(せふり)山地」が建設候補地となっています。

チームラボハンガー / teamLabHanger

チームラボハンガーは、ハンガーにかかった商品を手にとると、センサーが作動して、ショップ内のディスプレイに、その商品のコーディネイトされた写真や動画、もしくは、デザインのコンセプトや、機能、素材の説明など付加させたい情報を表示させるインタラクティブハンガーです。

チームラボは、いくつかのファッションのEコマースの制作、運営などを行っています。ファッションEコマースでは、単体の写真よりも、コーディネイトされた写真で商品を見せる方が、圧倒的に売れます。現実の店舗空間でも、実在の商品に、コーディネイトされたビジュアルイメージなどの多くの付加情報を加えることで、商品はより魅力的に見えるはずです。『New Value in Behavior』のコンセプトによって、「 気になった商品を手に取る」という、これまで無意識的に行ってきた、より商品を知りたい時に行う行為をインターフェイスとして、多くの付加情報を呼び出します。

そして、「商品を手に取る」という行為そのものをより楽しくするため、手に取ると、音がなったり、商品の付加情報を表示させている以外のまわりのディスプレイも、インタラクションします。

情報社会におけるもプロダクトの付加価値は、モノ自体の機能よりも、ネットワーク上のデジタル領域にあると私たちは考えています。プロダクトとは、現実空間に存在する私たちと、ネットワークの向こう側のデジタル領域の間のインターフェイスでしかないかもしれません。

今回、チームラボハンガーとチームラボカメラの展示では、デジタルアートなことが、東京の実際の店舗で、もうすでに具体的に商業利用されていることを感じて頂くために、店舗を抽象的に再現しています。

来場案内

会場情報

脊振ILC展

会期

2013.05.24(金) - 05.27(月)
アーティスト
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チームラボ
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。 チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、オーストラリア国立美術館(キャンベラ)、アモス・レックス(ヘルシンキ)、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)などに収蔵されている。 teamlab.art Biographical Documents teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art.