TOMORROW IS THE QUESTION | teamLab / チームラボ

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TOMORROW IS THE QUESTION
終了しました
2019.04.06(土) - 08.04(日)オーフス, ARoS Aarhus Art Museum

Group Exhibition

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TOMORROW IS THE QUESTION
終了しました
2019.04.06(土) - 08.04(日)オーフス, ARoS Aarhus Art Museum

Group Exhibition

TOMORROW IS THE QUESTION


ARoSオーフス美術館(ARoS Aarhus Art Museum)による、大規模な現代アートの国際グループ展「Tomorrow is the Question」。彫刻・映像・インスタレーション・インタラクティブ作品を通して、資源という観点から、人類が直面する未来への課題を問うとともに、様々なシナリオを介して、主題についての対話へと誘う。


参加アーティストは、Doug Aitken(ダグ・エイケン)、Allora & Calzadilla(アローラ & カルサディー)、Edward Burtynsky(エドワード・バーティンスキー)、Julian Charrière(ジュリアン・チャリア)、Simon Denny(サイモン・デニー)、Cao Fei(ツァオ・フェイ)、Mona Hatoum(モナ・ハトゥム)、Alfredo Jaar(アルフレッド・ジャー)、Raqs Media Collective(ラクス・メディア・コレクティヴ)、Tomás Saraceno(トマス・サラセーノ)、Hito Steyerl(ヒト・スタヤル)、teamLab(チームラボ)、Rirkrit Tiravanija(リクリット・ティラヴァーニャ)、Qiu Zhijie(チウ・ジージエ)など。



作品

花と人、コントロールできないけれども共に生きる / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together - Transcending Boundaries, A Whole Year per Hour

一時間を通して、一年間の花々が咲いては散り、変化していく。

花は生まれ、成長し、咲き、やがては散り、枯れていく。誕生と死滅を、永遠と繰り返し続ける。 花は、人々がじっとしているといつもより多く生まれ、人々が花に触ったり、歩きまわると、いっせいに散っていく。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

そして、他の作品に影響を与えたり、他の作品の影響で散ったりする。

春、国東半島に訪れた際、山の中の桜やふもとの菜の花を見ているうちに、どこまでが人が植えたものなのか、どこまでが自生している花々なのか疑問に思った。そこは多くの花に溢れ、非常に心地よい場所だった。そして、その自然が、人の営みの影響を受けた生態系であることを感じさせる。どこまでが自然で、どこからが人為的なのか、境界が極めてあいまいなのだ。つまり、自然と人間は対立した概念ではなく、心地良い自然とは、人の営みも含んだ生態系なのであろう。そして、近代とは違った、自然に対して、人間が把握したり、コントロールしたりできないという前提の自然のルールに寄り添った人の長い営みこそが、この心地良い自然をつくったのではないだろうか。その谷間の人里には、以前の自然と人との関係が、ほのかに残っているように感じられ、コントロールできないという前提の下での、自然への人為とはどのようなものなのか、模索したいと思う。

来場案内

会場情報

TOMORROW IS THE QUESTION

会期

2019.04.06(土) - 08.04(日)

開館時間

火曜日 10:00 - 17:00
水曜日 10:00 - 22:00
木曜日 10:00 - 17:00
金曜日 10:00 - 17:00
土曜日 10:00 - 17:00
日曜日 10:00 - 17:00

休み

月曜日

料金

31歳以上: EUR 19.00
18 - 30歳: EUR 15.00
17歳以下: 無料
学生: EUR 15.00
団体(20名以上): 1人EUR 16.00
*お支払いは、代表者の方による一括精算をお願いいたします。

Contact

ARoS Aarhus Art Museum
展覧会情報はこちら
Tel. +45 8730 6600

アクセス

住所

ARoS Aarhus Art Museum, Aarhus
AROS ALLÉ 2, DK-8000 AARHUS C, デンマーク
アクセス情報詳細はこちら
アーティスト
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チームラボ
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。 チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。 チームラボの作品は、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に収蔵されている。 teamlab.art Biographical Documents teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art.

主催

ARoS Aarhus Art Museum