Body Immersive

物質から分離され、解放されたデジタルアートは、意図された動的なふるまいによる視覚的錯覚、もしくは、キャンバス(媒介させるもの)が変容的なものになることによって、これまでより身体ごと没入できるようになる。

身体ごとアートの塊へ没入することによって、自分とアートとの境界は曖昧になる。その体験によって自己と世界との境界が少しなくなっていくだろう。
そして、アート、つまり、一つの共通の世界が自分や他者の存在で変化していくことで、自分と他者が世界に溶け込んだ一体感のようなものを感じるだろう。