呼応する"たちつづけるものたち"と木々、呼吸し呼応する石垣 - 石城跡 / Resisting and Resonating Ovoids and Trees and Breathing Resonating Stone Wall - Fukuoka Castle Ruins

teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

呼応する"たちつづけるものたち"と木々、呼吸し呼応する石垣 - 石城跡 / Resisting and Resonating Ovoids and Trees and Breathing Resonating Stone Wall - Fukuoka Castle Ruins

teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

・呼応する、たちつづけるものたちと木々

城跡に置かれた立ち続ける物体と、城跡の木々が光り輝く。
立ち続ける物体と木々の光は、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりしている。

立ち続ける物体は人に押され倒れかけると、それぞれ光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣の立ち続ける物体や木々に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら連続して広がっていく。

向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。

・呼吸し呼応する石垣 - 石城跡

1607年に築かれた福岡城、別名を石城。その石垣が、全長約630mに渡って光り輝く。
石垣の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅する。
本丸跡の「呼応する、たちつづけるものたちと木々」の伝播してきた光に呼応し、強く輝き、連続して広がっていく。